【種類別】美顔器を使わない方がいい?それぞれの特徴や注意点も紹介

美顔器を使う場合、正しい知識をもって正しい方法で使用することが大切です。

美顔器を使うべき、使うべきではないというのは一概には言えず、個人の肌のタイプや調子によって使うべき美顔器があったり、避けるべき美顔器があったりします。

まずはそれぞれの美顔器の特徴を知り、メリット・デメリットを把握し、自分にあった美顔器を選択することが大切ですので一つずつ見ていきましょう。

この記事でわかること

  • 美顔器は使うべきではないの?
  • 美顔器は使うべきではないといわれている理由
  • 美顔器の選び方
  • おすすめの美顔器

美顔器は使わない方がいいの?

ローラータイプからピーリング機能を兼ね備えたものなど、様々な種類の美顔器が気軽に手に入るようになり、ホームエステ感覚で自宅で美顔器を使用する人も増えてきました。

また、複数の機能を兼ねた複合美顔器も増えてきました。美顔器は肌の調子を整えて美肌を導くと言われていますが、正しい使い方をしていなかったり、選び方を間違ってしまうと、逆に肌に負担をかけてしまう場合もあるので注意が必要です。

短期間で効果がでない場合がある

美顔器を使えば直ぐに美肌効果が出るわけではありません。特に、トラブルの種類や肌質、年齢など様々な要因によって効果の出現は異なります。

例えば、毛穴の汚れや開きは数回のイオン導入だけで効果を感じる方もいますが、基本的には徐々に変化していくものですので、一定期間の後にイオン導入を始める前の肌と使用後の肌を比較すると、明らかに効果が出ていることに気付くはずです。顔色が明るく見えるようになる、キメが細かくなる、化粧のノリがよくなる、等の変化です。

一方、小じわやシミの改善などは、根気強く継続していくことで徐々に変化が現れるものです。すぐに効果を実感したい場合などは、美顔器を使っても希望の効果が出ない場合もあるということです。

肌トラブルを引き起こす可能性がある

自分の肌に合わない美顔器を使うことで肌トラブルの原因となってしまう場合もあります。

例えば、敏感肌の人や、肌が荒れやすくニキビができやすい人などは、刺激の強いローラータイプやEMS美顔器は避けた方がよいでしょう。

また、乾燥肌の人は、レーザー美顔器は乾燥を悪化させてしまうことがあるので避けましょう。自身の肌タイプを把握し、肌タイプにあったものを使うようにしましょう。

適切に使用しないと肌への負担や刺激で逆効果になる

美顔器の使用方法も大切です。必要以上に力を入れて肌をこするように動かしてしまうと、摩擦による肌のトラブルが起こりやすくなってしまいます。

肌を直接刺激する美顔ローラーなどは、肌に摩擦を直接与えるため、肌の表面や内部にまで負担がかかることになります。肌の内部で炎症が起きたり、肌が赤くなったりするのは刺激が強すぎるということになります。

【種類別】美顔器は使わない方がいいと言われる理由

様々な種類がある美顔器ですが、肌のタイプや調子によって逆効果になることがあるため、それぞれの特徴や効果、使わないほうがいいと言われている理由を理解し、正しく使うことが大切です。

ここからは、美顔器の種類別にそれぞれの特徴、使わないほうがいい肌タイプの人をご紹介します。

ローラー

美顔ローラーはコストもそれほどかからず、手軽にできる美顔器として知られていますが、使い方によっては逆効果になります。

美顔ローラーは、フェイスラインや表情筋に沿ってコロコロ転がすことで、筋肉を刺激してリフトアップする目的で使われるものです。血行促進、フェイスラインの引き締め、小顔効果など期待できますが、慢性的に皮膚に刺激を与えるため、黒ずみを引き起こすことがあります。

さらに、皮膚のコラーゲン繊維が崩壊し、逆にシワやたるみができやすくなってしまう場合があります。

スチーマー

微粒子化したスチームを作り出すのがスチーマー美顔器で、発生する蒸気はとても粒子が小さく、開いた毛穴から効果的に潤いを導入できるのが特徴です。

ただし、開いた毛穴に対する保湿のしすぎは皮脂の分泌を乱す原因にもなります。皮脂が過剰に分泌されるとニキビができやすくなります。

ニキビができやすい人や肌のテカリが気になる人はスチーマーの使用は、ほどほどにすると良いでしょう。

ウォーターピーリング

ウォーターピーリング美顔器とは、水を使って毛穴を綺麗にする美顔器です。

毛穴吸引や超音波などいくつか種類はありますが、基本的な原理は、毛穴の角栓や汚れ、黒ずみを綺麗にするということです。

ただし、長い間蓄積された角栓は、酸化していて取れにくいため、自宅でのケアでは効果を実感することは難しく、効果なしと実感する人も多いようです。

なかなか取れない角栓は、ハイドラフェイシャルなどの専門的な毛穴治療で改善する方が効果が高い場合が多いです。

エレクトロポーション美顔器

エレクトロポレーションとは、電気の伝導を使用して、目には見えない小さな穴を肌に開けて、その開いた穴から直接肌に化粧液や医薬品を注入して、様々な肌トラブルを改善する事を目的に作られた美顔器です。

効果を実感することはできますが、効果が永久ではないため、施術を継続的に行わないと効果がないと感じてしまうかもしれません。継続的に行うことで肌質を改善させていくことになるため、定期的に行うことができなければあまり意味はありません。

超音波美顔器

超音波美顔器とは、超音波で引き起こされる細かい振動によって肌のケアを行う美顔器です。

超音波の機能は、エステや美容医療でも用いられています。クレンジング、リフトアップ等の効果があり、毛穴の汚れやニキビが気になる方におすすめです。

また、超音波で筋肉に刺激を与えることができるため、たるみやむくみの改善も期待できます。

ただし、超音波美顔器は、専用のジェルや美容液も必要になりますので、ランニングコストがかかります。どの美顔器にも言えますが、継続的に使用することが必要になりますのでジェルや美容液など美顔器以外の維持費がかかるものについてはコスト面でもデメリットがあるといえます。

光・レーザー美顔器

顔全体に光を照射して、シミやくすみなどのあらゆる肌トラブルの治療をするのが光美顔器です。

肌全体の明るさアップや、小ジワの改善なども期待できます。レーザーは、光よりも刺激が強い方法ですが仕組みは同じです。

どちらも痛みが少なくダウンタイムがほとんどないというメリットがあるものの、肝班(かんぱん)が悪化して濃くなることが知られています。

肝班(かんぱん)とは、女性ホルモンのバランスの乱れが原因となって発生するシミで、主に頬骨の高い部分あたりにできる薄茶色の左右対称にできるシミです。肝班がある女性は多く、肝班が気になる人は光美顔器、レーザー美顔器共に避けた方がよいでしょう。

ラジオ波美顔器

ラジオ波(RF)は、体に照射すると、ジュール熱という熱を発生させ、その熱によって肌の奥の体温が上がり、リンパの流れや血流が促され、顔のたるみやむくみなどの症状を改善します。

脂肪がある部分に効果があるため、フェイスラインの引き締めなどに効果がありますが、逆に脂肪がない場合には効果がなかったり、ステロイド剤投薬中の方、重度の心疾患がある方、妊婦さんなどは使用できませんので注意が必要です。また、金属アレルギーの方は、アレルギー反応が出る可能性があります。

LED美顔器

LED美顔器とは、LED(発光ダイオード)によって美肌効果を得るタイプの美顔器です。

LEDの光は肌の奥深くまで届くため、化粧水や美容液などが届かない肌の奥まで届き、肌の細胞を活性化させて美肌を導きます。ただし、発光される光が強く、目への影響が気になるところです。

目への影響を防ぐためにサングラスの使用が求められる程ですので、目元のケアはほぼできないというのがデメリットです。

LEDは可視光線のため直接見ても安全だと言われていますが、目への影響が気になる人は避けた方が良いかもしれません。

EMS美顔器

EMSとは、微弱電流を流して筋肉に刺激を与え、強制的に収縮させ、筋肉を鍛えることができる健康器具のことを言います。これを顔の筋肉に応用しているのがEMS美顔器です。

自分の意思で動かすことができない筋肉を鍛えることができるため、自身では鍛えにくい部分の筋肉を鍛えたり、あまり普段動かさないような筋肉を鍛えることができるため、リフトアップや小顔効果などが期待できます。

ただし、即効性はありません。効果が出るまで時間がかかり、即効性を感じにくいので途中で飽きてしまうというデメリットがあります。

イオン導入美顔器

イオン導入とは、専用の導入機器を使って美容液などを肌の奥に浸透させていく美容法です。

導入器から発する微弱な電流を利用し、浸透しにくい水溶性成分を電気の力でイオン化して浸透させます。水溶性で分子の大きさが小さく、マイナスイオンになりやすい成分はイオン導入しやすいといえます。

例えば、シミやくすみなどに効果のあるビタミンC誘導体の美容液などがそれにあたります。逆に、イオン導入には向いていない美容液もあるため、むやみやたらにイオン導入でお肌のケアをしても意味がない場合もあります。

また、身体に電気を入れることになりますので、妊娠中やペースメーカーなどを使っている人は使用を避けなければなりません

美顔器の選び方

美顔器には様々な種類のものがあります。自身の肌にどのような悩みがあるのかを把握し、改善したい個所や目的別に美顔器を選びましょう

肌のたるみにアプローチするリフトケア、ウォーターピーリングなど毛穴の汚れを改善するものなど様々な種類があります。まずはご自身の肌の悩みと、予算や美容のゴールをまとめてみましょう。

全身に使えるおすすめの美顔器

美顔器というと、顔の美容機器をイメージしますが、顔以外の場所に使えるものも多く発売されています。顔の肌だけではもったいない、顔のお肌と頭皮は全て繋がっていますし、二の腕のたるみも顔のたるみも悩みは同じということで、頭から足まで、全身に使える美容器具が人気です。

肌の悩みにおすすめの美顔器

様々な肌の悩みを一気に解決でき、安全で安心の美顔器をお探しでしたら、米国FDA承認済みの「トリア・スキン エイジングケア レーザー」がおすすめです。

レーザー技術のエキスパートによるこちらのエイジングケアレーザー美顔器は、現在販売されている家庭用レーザーの中では唯一FDAの認可※を受けており、顔全体に使用することができます。

※FDA認可の事実に基づくものであり、日本国内での効果や安全性を保証するものではありません。

まとめ

美顔器といっても、期待できる効果や使用方法はさまざまです。この記事で紹介したように、それぞれの美顔器にはデメリットや使用できる人に制限がある場合もあります。

まずは、自身の肌の悩みを知り、それぞれの美顔器のメリット・デメリットを知った上で、自分にピッタリの美顔器を見つけることが大切です。

メリットはもちろんのこと、デメリットを知っておくことが後々のトラブルの発生を防ぐことができます。

肌の悩みが改善されると、内面も明るくなり、生き生きとした毎日を過ごせることでしょう。

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