妊活に効果的な「温活」おすすめの方法を詳しく解説｜妊娠しやすい身体作りをしよう

妊活を始めている、または始めようとしている方の中には、何をすれば良いのか、効果的な方法が分からない方も多いです。そんな方におすすめの方法「温活」があります。 温活は妊娠しやすい体づくりを行う方法の一つで、誰でも簡単に取り組みやすいため、妊活初心者の方にピッタリです。

今回はこの温活に焦点を当てて、その効果や取り組み方についてご紹介します。 妊活を始めた方も、これから始める方も、ぜひ本記事を参考にして温活に取り組んでみてくださいね。

この記事でわかること

• 温活について
• 温活の効果
• 温活の取り組み方

温活とは

温活とは体を温めることで、体調を整える活動のことをいいます。体を温めるあるいは冷やさないようにする温活は、基礎代謝を上げたり、血流がよくなったりとプラスの影響がたくさんあるのです。

そのため、妊活はもちろんダイエットや免疫力を高めて丈夫な体をつくることを目的として、温活するかたもいらっしゃいます。

体の冷えはなぜ良くないの？

体が冷えると基礎代謝が低下したり、血流が悪くなったりして、冷え性やむくみなどの原因になります。さらに卵巣や子宮はもちろん全身に栄養を血液を十分に送れなくなると、栄養が行き渡らなくなり、臓器の機能が低下してしまう恐れがあります。

妊活をする前に既に体の機能が低下していては妊娠することが難しくなってしまいます。そのため、妊活において冷えは良くないのです。

このように冷えは体のあらゆる機能を低下させてしまう恐れがあるため、妊活はもちろんダイエットや免疫力をアップさせるには温めることが重要になります。

妊活におすすめの「温活」方法

ここからは、詳しい温活の方法をご紹介します。温活というと本格的な準備などが必要なのでは？と感じる方もいるかもしれません。

しかし、温活はいつでもどこでも身近な場面から取り入れられますので、ご安心ください。 まずは、温活方法を確認して自分が取り組みやすいものから試してみましょう。

体を温める飲み物

飲み物で温活する簡単な方法は、なるべく温かい飲み物を飲むことです。 今まで冷蔵庫で冷やしていたお茶や、氷を入れて飲んでいたものを、常温もしくは温めて飲むよう心がけてみましょう。また、妊活をしている間は、カフェインや甘い物の摂りすぎに注意してください。 身体を温めるおすすめの飲み物を紹介します。

• ココア
• ゆず茶
• 紅茶
• プーアール茶
• ショウガ葛湯

他にも、紅茶にショウガやシナモンなどの、身体を温めるスパイスを加えて飲むのも効果的です。あなたの生活で取り入れやすいものから試してみてください。

 

代謝が良くなる食べ物

食べ物には体を冷やすものと代謝が良くなる（体を温める）ものがあります。温活のためには、冷やす食べ物を避け、温める食べ物を積極的に摂りましょう。 代謝が良くなる食べ物として、以下のようなものがあります。

• ショウガ
• 玉ねぎ
• 根菜類
• 黒酢
• 肉
• 大豆・納豆
• らっきょう など

代謝が良くなる栄養素については、以下の通りです。

• タンパク質
• 葉酸
• ヘム鉄
• ビタミン など

これらの食材や栄養素は代謝を上げることで、血流アップの効果も期待できます。ぜひ料理に使ってみましょう。

身体の冷やす食べ物・飲み物は避ける

ここまで、身体を温めることに着目してきましたが、身体を冷やす食べ物や飲み物を避けることも重要です。 身体を冷やす食べ物を避けることで、結果的に身体が温まります。身体を冷やす食べ物には以下のようなものが挙げられます。

• 南国で育つもの(マンゴーやパイナップルなど)
• 地上で育つもの(トマト、きゅうり、スイカなど)
• 発酵していないもの(※紅茶は発酵しているけれど、緑茶は発酵していません。)
• 精製されたもの(白砂糖など)

これらの身体を冷やす食べ物・飲み物は摂りすぎないように食生活を見直してみてください。

運動をする

運動をすることも身体を温める温活のひとつとなります。 身体が冷えると血流が悪くなり、代謝が落ちます。代謝が落ちると、自律神経やホルモンバランスの乱れが起こり、生理不順や不眠などの不調が現れます。 これは妊活をする上でマイナスの要素です。

熱は筋肉を動かすことで作られます。簡単なトレーニングでも毎日少しずつ続けることで、冷えを感じにくくなります。 おすすめは、全身の筋肉の中でも大きな筋肉を鍛えることです。

• 腹筋を鍛える
• 背筋を鍛える
• 足の筋力を鍛える
• おしりの筋肉を鍛える

そのほか、歯磨き中にスクワットをする、寝る前に仰向けになって足をあげてみるなど、日頃の生活でちょっとした運動を意識してみましょう。

入浴をする

毎日のお風呂を「時間がないから」とシャワーで済ませていませんか。 温活のためには、お風呂につかることも大切です。 身体を温める基本の入浴方法は、38〜40℃のぬるま湯に10分以上(できれば30分程度)つかることです。ゆったりとお風呂につかることで、リラックス効果が高まりストレス解消にもつながります。

妊活中はなるべくお風呂の時間を大事にしましょう。どうしても時間が取れない場合は、熱めのお湯に3分、お湯から出て3分の流れを3回くりかえす「分割入浴法」もおすすめです。

靴下やひざ掛けなどの使用

日頃から靴下やひざ掛けなどを使って、体を冷やさないようにすることも大切です。また直接クーラーの風が当たらない場所にいるのも良いです。

特に夏など暑い時期はクーラーが強く設定されていることが多く、知らず知らずのうちに体が冷えてしまっているということもあり得ます。こまめに体温調節ができるように、1枚羽織れるものを常備しておくと安心です。

栄養/サプリメント

もし代謝を上げる食べ物が苦手で食べられなかったり、季節がら手に入りにくかったりするときはサプリメントで補うのもおすすめです。 温活サプリメントとしておすすめの成分は、

• ショウガ
• 高麗人参
• くずなど

です。また、妊活を目的としている場合、

• 葉酸
• ヘム鉄

も同時に含まれたものを選ぶとさらに良いです。 特にショウガを含む製品はサプリメントだけでなく、お茶や料理に混ぜて使えるものも多いため、ご自身の好みに合わせて選んでみましょう。

特にショウガを含む製品はサプリメントだけでなく、お茶や料理に混ぜて使えるものも多いため、ご自身の好みに合わせて選んでみましょう。

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妊活に必要な栄養素やおすすめの食事

妊活に不安や疑問があれば医療機関を受診しよう

もし妊活に不安や疑問があるときは、自分だけで悩まずに医療機関を受診しましょう。病院やクリニックでできることは治療だけではありません。現在の状況を相談したり、生活環境のアドバイスをもらったりすることで、解決の糸口が見つかることもあります。

不安があるときはぜひ専門家のアドバイスを求めてみてください。

まとめ

今回は妊活の一環として、妊娠しやすい体づくりに効果がある「温活」について紹介しました。

体を温めることで代謝や血流が良くなり、全身に栄養が行き渡りやすくなります。その結果、子宮などの内臓が元気になることで、活発に働けるようになります。 温活の例

• 温かい飲み物を飲む
• 代謝が上がる食べ物を食べる
• 身体を冷やす食べ物、飲み物は避ける
• 適度な運動を行う
• 入浴する
• 体を冷やさないように、靴下やひざ掛けなどのアイテムを用意する
• 体を温めるサプリメントを使う

このように温活は手軽にできる内容がたくさんあり、妊活中の方でも取り入れやすいです。急にあれもこれもと取り入れるのは大変なため、無理せずゆっくり一つずつ「習慣」にしてみてくださいね。