なぜ、ホルモンをケアすることが重要なのでしょうか
女性の一生と、キャリア・疾患・ホルモンの変化
女性は一生をホルモンで大きく左右され、左にある全ての疾患・症状がホルモンからの影響を受けています。特に働き盛りとライフイベントが重なる20代後半~50歳の女性には大きな影響があります。
働き盛りの女性は、妊娠・不妊治療・更年期との付き合いと、仕事(昇進)とのバランスを取るのが難しくなるケースが多く、人によっては、妊娠と(プレ)更年期が重なってしまう場合もあります。
ホルモンをみることで、月経・妊娠・更年期に関する不調に
対処できる可能性が高くなります
しかし、医療機関の受診率が高くないのが現状です
異常があったときの対処方法
月経の異常や不調を感じたら、婦人科を受診してほしいもの。
しかし、上述の通り、仕事などで忙しいと通院は後回しになってしまいがちです。グラフのように、月経・PMS・更年期で問題を抱えていても、何もしていない人が大半で、婦人科を受診する人の割合は大変低くなっています。
「女性版骨太の方針2024」
”事業主健診で、月経随伴症状や更年期障害等の早期発見につながる問診を実施”
”受診などの適切な行動に結びつけられるようセルフチェックを活用”
政府が発表した「女性版骨太の方針2024」において、働く女性の月経、妊娠・出産、更年期等、女性のライフステージごとの健康課題に起因する望まない離職等を防ぎ、女性が活躍し、また、健やかで充実した毎日を送ること ができるよう、従業員の健康課題の把握、受診促進の仕組み構築を推進することが、盛り込まれています