「女性活躍推進テクノロジー協議会」設立のお知らせ

この度、2025130日に設立された「女性活躍推進テクノロジー協議会」に理事メンバーとして参加いたしました。本日、設立および政策提言の記者会見を開催し、多くの報道関係者・参加企業の皆様にご参加いただきました。

 

1.    設立趣旨

日本では依然として、女性が能力を十分に発揮できる職場環境が整っていない現状があります。非正規雇用の女性割合が高く、妊娠・出産・育児を機に正規社員から非正規雇用へ移行せざるを得ないケースが多いことが女性のキャリアに深刻な影響を与えています。

また、女性はライフステージに応じて、生理痛や更年期特有の症状、妊娠・出産・育児といった多様な課題に直面しており、職場での活躍を阻害する原因となっています。

本協議会は、こうした課題の解決を目指し、官民連携のもと多様な業界や組織が協力し、革新的なテクノロジーや制度改革を通じて女性のキャリア形成と働き方改革を後押しします。これにより、女性がその能力を最大限に発揮できる環境を実現し、社会全体の活性化と競争力強化に寄与していきます。

 

2.    政策提言

女性の活躍推進を目的に、女性役員・幹部の高い目標水準の設定、ライフステージに応じた女性が働きやすい環境構築、PMSや生理痛等女性特有の問題に対する支援の強化、改正女性活躍推進法案への反映を訴えて参ります

    高い目標水準の設定: 女性役員、女性管理職、起業家の目標比率のさらなる引き上げ

    女性が働きやすい環境構築: フェムテック導入企業への税制優遇、政府・自治体による女性公務員向けフェムテック導入推進、「女性の健康」ナショナルセンターと当協議会の共同研究実施 等

    PMSや生理痛、更年期障害に対する包括的サポート:企業における女性のPMSや生理痛、更年期障害への理解促進、女性特有の問題に対するオンライン診療の質的向上・利便性拡大

    大阪万博での取り組み強化: 万博における“女性が働きやすい環境づくり”の取り組みの徹底、テクノロジーの導入、特に女性ボランティアの働きやすい環境構築

    改正女性活躍推進法案、女性版骨太の方針への反映: 上記に関して、25年度通常国会提出予定の改正女性活躍推進法案や女性版骨太の方針への反映・推進加速

 

3.    メンバー

本件に関するお問い合わせは、下記にお願いいたします。

事務局: Public Shaper Networks代表 好本洋
090-2245-5674
hiroshi_yoshimoto@publicshaper.co.jp

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