2021.10.13

顔のたるみを引き起こす原因とは？効果的なリフトアップ方法を紹介

「最近、顔のたるみが気になる」
「顔のたるみのせいで疲れて見える」
「どうにかして顔のたるみをなくしたい」

という悩みを抱えていませんか？

この記事では、顔のたるみを引き起こす原因や改善方法を解説します。

実は、顔のたるみによってあなたの印象はガラリと変わります。顔のたるみは見た目の印象に影響するため、実際の年齢よりも上に見られているかもしれません。

顔のたるみをリフトアップし、若々しい印象を取り戻したい方は、ぜひ一読ください。

この記事でわかること

顔のたるみを引き起こす原因
顔のたるみを改善する方法
おすすめのリフトアップ治療

顔のたるみの原因

顔のたるみを引き起こす主な原因は、肌のハリや弾力の低下、脂肪の蓄積、筋力の衰えです。

肌のハリや弾力の低下	加齢、紫外線、乾燥は、真皮層にあるコラーゲンを減少させます。肌のハリや弾力にコラーゲンは欠かせません。コラーゲンが減少した肌はハリや弾力を失い、たるみやすくなります。
脂肪の蓄積	顔につく皮下脂肪が増えると皮膚や筋肉を支える力が減少します。すると重力によって衰えた皮下脂肪が下に引っ張られ、たるみを引き起こします。
筋力の衰え	顔の表情筋が衰えると、顔の筋肉や皮膚など、肌全体を支えられません。表情筋は肌の奥で繋がっており、表情が乏しくなると使われていない筋肉は衰えてしまいます。

たるみで顔や首にシワができる

たるみによって顔や首にできたシワは、見た目の印象にとても影響します。

たるみやシワが原因で、実年齢より上に見られた経験がある人もいるのではないでしょうか。特に目の周り・頬・首は、たるみやシワができやすい部位です。

以下の表に、たるみやシワが目立ちやすい部位の代表的な特徴を紹介していますので、当てはまるものがないかチェックしてみましょう。

部位	特徴
目の周り	・まぶたが垂れ下がる・目の下がたるむ
頬	・ほうれい線が目立つ・ブルドックのような顔つき
首	・フェイスラインと首の境目がない・シワが何重にもある

顔のたるみのリフトアップ方法

顔のたるみを改善するには、マッサージが効果的です。

正しくマッサージをすることで、皮膚を刺激し、血行を促進させることでリフトアップ効果が期待できます。

しかし、間違ったやり方を続けてしまうと顔のたるみを悪化させてしまう恐れもあります。

具体的に正しいリフトアップ方法をご紹介します。

セルフケア

自分の指で行えるリフトアップのマッサージ方法をご紹介します。

頭皮マッサージで顔全体をリフトアップ方法	①こめかみから耳の上にかけて、親指以外の4本の指をおく。 ②指の腹で1〜2分間、上方向に小刻みに揺らす。
頬のマッサージでリフトアップ	①親指を小鼻の横に当てる。 ②小鼻の横から頬骨にそって、優しく圧迫する。
フェイスラインを刺激して顔をシャープに	①親指と人差し指であごの骨をつまむ。 ②フェイスラインに沿って、骨をつまむように移動する。

美顔器

美顔器を使ったマッサージは、顔のたるみだけでなくさまざまな効果にも期待ができます。

美顔器にはたくさんの種類がありますが、ここでは代表的な美顔器のラジオ波、超音波、イオン導入の美顔器、そしてマッサージ方法について説明しましょう。

	ラジオ波（RF）	超音波（ソニック）	イオン導入
特徴	電磁波による温熱効果	高速振動によるマッサージ効果	美容成分をイオン化して肌に浸透
期待される効果	コラーゲンの生成	リフトアップ	リフトアップ
促進	シミ改善／むくみ解消／血行促進	シワ予防／むくみ解消／血行促進	美白／シワ予防／くすみ改善／ニキビ跡改善

【美顔器でのマッサージ方法】

メイクを落とし、洗顔をした後に行いましょう。
専用のジェルや化粧品を顔に伸ばし、美顔器のヘッドを優しく肌に当てます
美顔器は顔の中央から外側に向かって動かします。
フェイスライン、口元、頬、目の周り、おでこの順に、下からマッサージを行うとより効果的です。

クリニックでリフトアップの治療を受ける

リフトアップ治療をおこなっているクリニックも多数あります。3つの施術方法をご紹介しましょう。

	特徴	向いている人
皮膚を引き上げるフェイスリフト	メスを使うリフトアップ方法です。傷あとが目立ちにくいところを切開して、皮膚を引き上げます。大きなたるみも改善できます。	全体的にリフトアップしたい人／リフトアップを持続させたい人
糸を使ったリフトアップ	糸を使うリフトアップ方法です。皮膚に糸を通し、たるんだ皮膚を内側から引き上げます。糸は溶ける糸と溶けない糸の2種類があります。	部分的にリフトアップしたい人（ほうれい線、フェイスライン、目元、口元など）
ヒアルロン酸によるリフトアップ	ヒアルロン酸を注入するリフトアップ方法です。肌の弾力を与えたいところに注射器でヒアルロン酸を注入し、ふっくらとハリをもたせます。	シワを目立たなくしたい人／目の下や頬のくぼみをなくしたい人

切らないリフトアップ治療ができる医療ハイフとは？

「メスや注射などで皮膚を傷つけるのが怖い」という人は、「医療ハイフ」がおすすめです。

医療ハイフは超音波を顔に当てる安全な治療法で、メスなど皮膚を傷つけるものは使用しません。超音波の熱エネルギーを使って、たるみやシワを改善します。

【医療ハイフの流れ】

メイクを落とし、肌を清潔にする。
照射を行う部位に印をつける。
肌にジェルを塗り、超音波を当てる。
ジェルや印を落として終了。

医療ハイフの種類

医療ハイフの種類には、ハイフ、ハイフリニア、ハイフシャワーがあります。

	ハイフ	ハイフリニア	ハイフシャワー
おすすめの人	フェイスラインを引き締めたい／ほうれい線をなくしたい／目の下のたるみをなくしたい	小顔になりたい／顔やせしたい／部分やせしたい	毛穴を引き締めたい／くすみをなくしたい／肌質を改善したい／目元をスッキリしたい
特徴	皮膚の深いところ（筋膜層）に働きかけてリフトアップ	脂肪細胞を分解	皮膚の浅いところ（表皮〜真皮層）に働きかけリフトアップ
照射部位	顔	全身（手首・足首以外）	顔、顔まわり

医療ハイフの効果

顔のたるみに対して医療ハイフを行うと、肌が引き締められると同時にコラーゲンの生成も促進されるため、リフトアップ効果が期待できます。

医療ハイフは照射された超音波の熱エネルギーによって、皮膚の内部を点状に熱凝固させます。肌の表面を傷つけることはありません。

熱が加えられた部分の組織はギュッと縮み、肌は引き締められます。さらに熱が加えられた部分を再生させるためにコラーゲンの生成が促され、弾力のある新しい細胞へと生まれ変わります。

医療ハイフのメリット・デメリット

メスを使うことなく顔のたるみをリフトアップできる医療ハイフですが、魅力的なメリットが多い中、デメリットも存在しますので一緒に見ていきましょう。

医療ハイフのメリット

医療ハイフのメリットをご紹介します。

痛みをほとんど感じない：医療ハイフは超音波を照射する治療法です。メスなどで肌を傷つけないため、切開などによる痛みを伴いません。
狙った部分に照射できる：皮膚の浅いところ（表皮〜真皮層）、皮膚の深いところ（筋膜層）、脂肪細胞など、ピンポイントに照射が可能です。改善したい部分に直接働きかけることができます。
短時間で施術が終わる：顔全体の照射にかかる時間は40分ほどです。施術後、メイクをして帰れます。
傷跡が残らない：切開など行わない方法のため、傷跡を心配する必要はありません。

医療ハイフのデメリット

医療ハイフのデメリットをご紹介します。

紫外線の影響を受けやすい：施術後は肌が乾燥しており、紫外線によるダメージを受けやすくなります。しっかり日焼け対策を行いましょう。
赤みや腫れが出ることがある：超音波の熱エネルギーを利用するため、体質によって赤みが出たり、腫れることがあります。施術後1週間ほどで症状は落ち着きます。
施術をできない場合がある：体調や体質によって、医療ハイフを受けられない人もいます。

医療ハイフの施術が受けられない方は以下のような人です。

妊娠中、または妊娠の可能性がある
ペースメーカーや植込み型除細動器を埋め込んでいる
シリコン、金属糸（金属プレート）を埋め込んでいる
糖尿病、心臓疾患がある
発熱や感染している
治療部位に感染症や重度の皮膚疾患がある
ケロイド体質　など

リフトアップ治療のクリニックの選び方

医療ハイフなどのリフトアップ治療をクリニックで受ける際に、確認しておくと良いポイントがあります。

カウンセリングを受けられる：肌の悩みを解決するためには、改善したいことや描いている理想など話を聞いてもらい、適切な治療法を提案してもらうことが大切です。カウンセリングを無料で行っているクリニックもあります。
施術実績が豊富：ホームページやSNSなど、症例紹介を多く掲載しているクリニックは、施術実績があり安心です。インターネットで情報取集するとよいでしょう。
納得できる料金：自由診療にあたるため、クリニックによって施術料金は異なります。リフトアップ治療は通院や施術が数回必要な場合や、他の治療法との組み合わせを薦められることもあります。気になる方は、クリニックに見積もりや通院の回数、施術の回数と料金を確認しておきましょう。ホームページに料金を明確に記載しているクリニックだとより安心ですね。